”刀都”岐阜県関市にて、40年以上の歴史を誇る工房製作の居合刀を販売しています。
また、質の高い刀装具も各種豊富に取り揃えております。
居合刀(真剣、模擬刀)の特注製作、各種諸工作、検討のご相談など、居合刀に関することなら全てお任せ下さい。
ご注文前のお問合せもお気軽にどうぞ。

Q&A よくあるご質問

Q&A よくあるご質問 一覧

Q.居合刀と模造刀の違いはなんですか

居合刀と模造刀の違いとは

居合刀模造刀も、形状や構成上はどちらも日本刀に含まれます。
しかし、これらを区別するための定義はあいまいです。
当店では、居合刀と模造刀を次のように捉え、呼び分けております。

居合刀

一般に、武術の1つである居合道に用いるための日本刀のことを指します。
居合道では、五段以上から真剣を使用することが多くなりますので、真剣ではない(切れない、刃がついていない)ものが居合刀であるとは言えません。
現在当店では真剣の販売を行っておりませんので、次の3条件を満たすものを当店では居合刀と呼称しております。

  1. 居合道の負荷に耐え得る強度を持つ
  2. 居合道に用いて恥ずかしくない見栄えである
  3. 真剣ではない

居合道に携わっておられる方には、"真剣の代用とする模擬的な刀"という位置付けから、[模擬刀]、[居合用模擬刀]、[居合練習刀]などとも呼ばれています。

模造刀

「模造」とは、ある対象を"模"して"造"ることを指します。
高名な日本刀の刃文や拵を模して造られた真剣も模造刀だといえますので、模造刀が真剣でないとは一概に言えません
(実際に日本刀の展覧会では、すばらしい出来栄えの真剣が模造刀・模造品として出品されています)
当店では次の条件のいずれかに該当するものを模造刀と呼称しております。

  1. 観賞を主な目的とする
  2. 製作にあたって元となったモデルやイメージがある
  3. 真剣ではない

上記の区別で居合刀と呼称を分けているだけですので、造り自体はしっかりしており、居合刀としても十分ご使用いただけるものが多いです。

Q.居合刀(模造刀)の刀身について詳しく教えて下さい

居合刀(模造刀)の刀身に関する詳細

当店では、ほぼ全ての製品に「砂型鋳造」で製造された亜鉛合金製の刀身を使用しております。
これに対し、当店にて以前に取扱いのあった装飾刀は「ダイキャスト(ダイカスト)製法」で製造された亜鉛合金製の刀身でした。
どちらも亜鉛合金製ですが、製造方法や材料配分の違いとそれらが与える影響から、用途によって向き/不向きがあります。

砂型鋳造製の刀身

比率的アルミを多く含んだ材料配分での製造が可能です。
アルミが多い分、ダイキャスト製法で製造された刀身と比べて軽量になります。
不必要な圧力を掛けず、重力を利用して時間をかけじっくりと製造されます。
そのため材料の密度が非常に高くなり、強度に優れた刀身となります。
また、刀身内に空気が含まれにくく、刀身に対する様々な工作が可能です。

当店の考える砂型鋳造製刀身のメリット

  1. 軽量かつ強度が高いため、取り扱いやすく安全性の高い刀身になります。
  2. 刀身への加工が可能なため、刃渡りや樋の深さなどを調整してお好みの重量に仕上げることができます。
    (所定の範囲内での重量調整)

当店の考える砂型鋳造製刀身のデメリット

  1. 完成までに掛かる工程数が多く極端な大量生産向きではないため、価格が高めになります。
  2. 比較的軽量となるため、短くて重い刀(2尺2寸/900gなど)の製作が難しいです。

当店の考える砂型鋳造製の向き/不向き

強度が高く追加工作や調整工作を行うことができるため、刀として実際に使用する居合刀の刀身に適しています。
ただし、真剣と比較した場合、材料の比重が軽いために刃渡りあたりの重量が軽くなりがちです。
これらの特徴から、居合道入門者~中級者が使用する居合刀の刀身として最適です。

ダイキャスト(ダイカスト)製の刀身

時々当店へ修理や工作のご相談を頂くベリック刀身も、このダイキャスト製に含まれます。
圧力を掛けて製造するため大量生産が可能です。
また鋳肌(鋳造後の表面の仕上がり)が美しく少ない工程で製造を行うことができるため、販売価格が安価になります。

大量生産をするのに都合の良い材料配分となるため、同じ寸法でも砂型鋳造製の刀身に比べて重くなります。
また、砂型鋳造製に比べて刀身内に空気が残りやすく、通常よりも多く研いだりすると高い確率で空気穴が表面化します。
このため、様々な調整工作を行うことができず、画一的な刀身となります。

当店の考えるダイキャスト製刀身のメリット

  1. 大量生産が可能なので、費用を安価に抑えることができます。
  2. 手がかからない(完成までに必要な工程数が少ない)ので費用を安価に抑えることができます。
  3. 短くて重い刀が容易に製作できます。

当店の考えるダイキャスト製刀身のデメリット

  1. 刀身内部の空気の含有量が多く、強度に不安が残ります。
  2. 刀身に対して所定以上の加工を行うことができず、体格やお好みに合うよう調整ができません。

当店の考えるダイキャスト製の向き/不向き

安全性に疑問が残るため、居合刀の刀身に用いるべきではありません
画一的ではあるものの、一定の美観を保って安価な製造が可能なことから、観賞用の刀身として適しています。
ただし、調整工作によって高名な刀身の特徴を表現することができないため、模造刀としての説得力や再現性に欠けた製品になりがちです。
このため、気軽に日本刀のかたちをしたものを購入してみたい方向けの刀身として適しています。

参考画像集

荒地(刀身素材)の比較写真

ダイキャスト(ベリック)刀身 空気穴

ベリック刀身に重量調整の為、樋を深く彫った写真です。
樋の中に空気穴がボツボツと出ているのが確認できます。
赤い矢印の穴は特にひどいです。

居合刀 荒地の比較(全体)

荒地(鋳造後の素材。研ぎなどの工程前)の比較です。
上が砂型鋳造製、下がダイキャスト製です。

居合刀 荒地の比較(肌)

上が砂型鋳造製、下がダイキャスト製です。
この状態から美しい刀身に仕上げるために必要な後工程数の差が分かります。

居合刀 荒地の比較(切先)

上が砂型鋳造製、下がダイキャスト製です。
ダイキャスト製は荒地の時点で樋がほぼ完成されています。

Q.真剣のように製作できますか

真剣のような製作について

2通りの回答がございます。

真剣のように刃をつけたい場合

  • 居合刀(模造刀)の刀身に刃をつけることはできません。
    (焼入れても刃をつけることができない材質を用います)

真剣のように刀身を脱着したい場合

  • 真剣と同様に、茎合わせで柄前製作を行うことで刀身の脱着が可能な拵の製作が可能です。
  • 特注製作となりますので、別途工賃や納期が発生いたします。ご希望の方はご相談ください。

日本刀諸工作 専門サイト

上記にて、模擬刀身への本拵着せを承っております。

Q.居合刀(模造刀)の手入れ方法について教えて下さい

居合刀(模造刀)を傷めない手入れの方法

居合刀(模造刀)の刀身表面に施されるクロム鍍金は防錆性に優れるため、真剣のように錆びることはまずありません
ただし、若干水分を嫌いますので、濡れてしまった場合には乾いた柔らかい布で拭く程度で、日常的なお手入れは問題ありません。
汚れがひどい場合や長期保存される場合には、次の方法でお手入れをしてください。

お手入れの方法

  1. 柔らかい布にエタノールなどの無水アルコールを少し染み込ませ、刀身を拭います。
  2. 柔らかい布に刀油(丁字油が理想的です)を少し染み込ませ、刀身を拭います。
  3. わずかに刀油の染みた柔らかい布で、鍔や縁頭などの金具を拭います。

尚、誤った方法や過剰なお手入れは逆に刀を痛めます
あくまで一例ですが、次のようなお手入れは避けて下さい。

避けるべき誤ったお手入れ方法

刀身に打粉を打つ 傷や鍍金剥がれの原因となりますので、絶対に避けてください。
鍍金が剥がれますと、錆の発生するきっかけとなります。
歯磨き粉などで刀身や金具を磨く 傷や鍍金剥がれの原因となります。
垂れるほどの油を刀身に塗布したまま鞘に納める 鯉口が緩むなど、鞘を痛める原因となります。

ここでは、製作職人の経験則や模擬刀の構造などを元にした観点での方法をご紹介しています。
刀礼の意に準じた精神的な意味合いから、真剣さながらのお手入れ方法を奨励されている流派もございます。

Q.居合刀(模造刀)の分解は可能ですか

居合刀(模造刀)の分解について

居合刀(模造刀)を分解することは控えて下さい。
当店の製品は、分解することを前提に製作されておりません
したがって、無理に刀身を柄から外したりすると、各部に緩みの発生する原因となります。
また、緩んだままご使用されますと柄などが破損する原因となり、大変危険です。

取扱いに慣れた方などを対象に、刀身の脱着が可能となる製作も承っております。
別途記載しておりますので、ご覧ください。

Q.真剣のように製作できますか

Q.居合刀(模造刀)に保証期間はありますか

居合刀(模造刀)の保証期間について

いわゆる、"その期間内であれば有償修理対象のものでも無料で承る"という一般的な保証期間はございません。

しかし、当店でご購入をいただいた製品の修理や諸工作については、お得な優待価格で承っております。
優待価格の適用には、当店が居合刀(模造刀)の製作と同時に発行する販売証明証のご提示が必要です。
詳細につきましては、以下関連記事についてもご覧ください。

Q.刃文など商品の一部を変更して注文はできますか

既製居合刀の製作内容変更、工作の追加について

既製居合刀は、製品ごとに設定された選択肢の中からご検討をいただくことが可能です。
ご検討可能な選択肢は製品ごとに異なります。

ご検討可能な主な選択肢

  • 刃渡りと棒樋の有無、具合
  • 刃文
  • 柄巻(柄糸の種別と色)
  • 鮫皮の仕上げ
  • 鞘塗の変更
  • 鐺金具の取付
  • 下緒(種別と色)
製品ページに表示されていない選択肢のご検討はいただけません。
別途、特注居合刀製作のご利用をご検討ください。

[特注居合刀製作 見積依頼フォーム]

当店ご案内


当店は、居合刀と刀装具のオンラインショップです。本格的に居合道を学ぶ方に向けてご満足していただける製品を販売しています。
販売する模擬刀製品は岐阜県関市にて製作しています。
特注居合刀(模擬刀)の製作、真剣・模擬刀の各種諸工作も承ります。まずはお気軽にお問合せください。

店舗情報

店舗情報と各種お問合せ
  • 当店はオンラインショップ専門店として運営するものであり、実店舗を持ちません。
  • 事務所の住所を記載しております。
  • 一部例外を除くほぼすべての刀剣製品は受注生産であり、在庫を持っておりません。
  • ご来訪いただいても販売する商品はございません。予めご注意ください。
  • ご相談のためのご来訪は承っております。まずはお問合せよりご希望候補日時をご連絡ください。

当店での通信内容はすべて暗号化され保護されます。安心してお買い物がいただけます。

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